朝活とは「朝の活動」です。つまり「朝をどう過ごすか」ということです。朝の過ごし方(もしくは午前の過ごし方)でその日1日の過ごし方が決まる、と言っても言い過ぎではないようです。この根拠は、自律神経の特性が影響しているようです。自律神経の交感神経(アクティブ)の働きは、朝起きたら徐々に高くなっていくそうです。一方、副交感神経(リラックス)は遅れて高くなっていくようですが、このバランスが、じぶんのパフォーマンスに作用するとのこと、だそうです。
この理論からすると、朝の時間に余裕がなく、慌ててバタバタと身支度などをしてしまうと、交感神経は急激に高くなってしまう。一方で副交感神経はそれについていけない。そうなると自律神経がアンバランスになって、交感神経優位(過剰?)になり、そのペースが1日続く(もしくは続きやすい)とのことです。
交感神経と副交感神経は次のような特徴があります。
(参考文献:JAMHA ハーバルセラピストコース テキスト)
どっちがいい、ではなくて、バランスの問題だと思います。なのでケースバイケースということに注意してください。これは生体リズムです。じぶんがどういうリズムになっているのか、を意識することが大切だと思います。
自律神経は「自律」なので、コントロールすることができないと言われてきましたが、ある程度、調整できるということがわかってきているようです。その1つが「呼吸」です。極端に言えば、吸う=交感神経、吐く=副交感神経、と考えても良さそうです。たとえば、あくびは息を吐きますが、あれは幸せが逃げているわけではなくて、副交感神経を優位に持っていくためのリカバリー動作だという理解が広がってきています。
呼吸を意識するのはむずかしいですがそれは自律神経だからなのです。では呼吸を整えるためにはどうしたらいいのか。ヨガでも様々な呼吸法があります。1:2の呼吸が良いとも言われています。でも、息をすることなんて無意識で行われているし、なかなかむずかしいのではないかと思います。
ここでプラーナからの提案です。呼吸を意識する(整える)には好きな香りを感じること、です。アロマを焚くこと、ハーブティーを飲むこと(お茶の時間を持つこと)が、呼吸を意識させてくれて、気持ちが落ち着き、心が整い、身体が休まる、と考えることはできるのではないでしょうか。
今回は朝活の話ですので、朝に「好きなアロマを漂わせる」「落ち着くハーブティーを飲む」という習慣(ライフスタイル)を試してみてはいかがでしょうか。かくいうわたしも、これらを参考にして、充実した朝活に取り組んで、1日を快適に過ごそうと思って試しています。みなさんも、朝の過ごし方、整えてみてくださ〜い。
今回はオススメのアロマをセレクトしてみました。
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この投稿は、医師の小林弘幸さんの書籍や動画などを参考にして、書かれたものです