カモミールティーにカフェインはありますか?
カモミールにカフェインは含まれておりません。カフェインが含まれていないため、寝る前、妊娠中、授乳中、子供、お年寄りなど、カフェインに注意が必要な人でも、安心して飲むことができます。
カモミールティーは1日に何杯まで飲めますか?
一般的に毎食後3回飲むのが良いとされております。お好みの分量を飲んでいただいて問題ありません。水分補給やティータイムに飲む範囲で差し支えないとされております。
常識的に考えて1日に10リットル飲むとか、そういうのは、カモミールティーに限らず、コーヒーや緑茶でも同じことだと思います。
カモミールティーはどんな病気に効くの?
カモミールティーが病気に効くということはありません。病気の治療をする場合は、適切な医療を受けることをおすすめいたします。
しかしながら、現代の医療が普及する以前の古い時代に、カモミールは薬草として扱われていました。当時は、婦人科全般の不調、安眠、痛みの緩和、冷え、胃腸の不調、などに用いられていたという記録も残っているようです。
ネアンデルタール人のミイラ?化石?の胃袋の中にカモミールがあったというニュースも報道されたことがあったように記憶しております。医薬品がない時代には身近にある草花を薬草として、本能的に活用していたと考えることもできそうです。
カモミールティーは眠気を誘いますか?
温かいお茶であることと、甘い香りが感じられるため、リラックスした気分になる人が多いと考えられます。ピーターラビットの童話にもカモミールティーが登場します。
具体的な植物化学成分も大切なことですが、自分の好きな香りや味わいなどを身近に感じることで、ほっと一息ついたり、リラックスできることも大切なエッセンスだと思います。
カモミールティーはいつ飲んだら良いですか?
一般的に毎食後3回がおすすめとされています。しかしながら、カモミールは胃腸を保護する働きもあると考えられておりますので、空腹時や食前に飲む場合もあるようです。
安眠に良いと言われておりますが、フラボノイドなどの成分により利尿作用が現れることもありますので、寝る直前よりも、寝る1〜2時間前に飲むのが良いとも言われております。
自分の体調や生活リズムに合わせて飲んでみてください。
カモミールティーは安全ですか?
国内で流通している食品としてのカモミールティーは安全と考えて差し支えないと思います。海外から直接購入したり、自分で育てた場合は注意が必要です。まず食用の品種であるか確認が必要です。そして農薬など食品に適さない成分が残っていないのかについても注意が必要です。
食物アレルギーの観点から、キク科アレルギー、ブタクサアレルギーの人は、避けるか、注意して飲んでください。アレルギー反応が現れる場合があるためです。
キク科アレルギーやブタクサアレルギーがなくても、ほかのアレルゲンによってアレルギー症状が出ている場合(活動期)は、アレルギー症状が出やすくなると考えられますので注意してください。