「春の名残」ということで、この時季にぴったりのハーブをセレクトいたしました

  • ジュニパーベリー
  • エルダーフラワー
  • ローズヒップ

ジュニパーベリー

お酒の「ジン」の香りづけに使われるハーブです。ベリーとあるのでフルーティーなイメージを持つかもしれませんが、ヒノキ科なので、ウッディな香りが感じられます。お茶にしたときにそれほど味は感じられませんので、ブレンドするときに加えるのがオススメです。

ハーブの特徴としては、古くから「むくみ」に良いとされてきたハーブです。利尿作用があります。体の水分バランスを整えたいときに良いとされています。

エルダーフラワー

小さな黄色いお花のハーブです。見た目はミモザのような感じです。フラワーなのですが、フルーティーな風味に表現されることが多いです。専門書などでは「マスカットの香り」と記載されておりますが、ボク自身はあまりその雰囲気を感じ取れません。実際に講座や飲み比べをしていただくと「カレーの匂い」などとおっしゃる場合も何回かあります。

ハーブの特徴としては、古くから「冷え」「むくみ」「上気カタル症状(くしゃみ、鼻水)」に良いとされてきました。イギリスに行ったことはありませんが、イギリスでは古くからエルダーフラワーのシロップなどを作って、常備薬として、常備ジュースとして、保管しておく習慣があるとのことです。コーディアルという、カルピスみたいな感じです。

ローズヒップ

別名「バラの実」「ドッグローズ」などとも呼ばれます。果実のような「偽果(ぎか:いちじくと同様)」を使用します。真っ赤で酸っぱいイメージがありますが、ドライフルーツのような味わいです。

真っ赤で酸っぱいのはハイビスカスがブレンドされることが多いから、誤解されています。

ハーブの特徴としては、古くから「美容のハーブ」「風邪の予防」などに用いられてきました。ビタミンCが豊富に含まれているためだと考えられております。

自分に合ったハーブを見つけよう

これから紫外線が増えたり、レジャーが盛んになる季節になります。肌荒れや美容、風邪の予防、寒暖差、しつこいむくみや冷え、など、それぞれ自分の体質や性格があると思います。医薬品のように必ず効くということはありませんが、医食同源という言葉もあるように、日頃の食生活のサポートとしてハーブティーを取り入れて、健康意識のモチベーションを高めていきたいですね。

プラーナでは毎月「季節のブレンドハーブティー」を制作しております。単品で買い揃えたり、行きつけのスーパーや雑貨店でも探せば見つかるかもしれません。ぜひチェックしてみてください。


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