年に4回送っていただく日本メディカルハーブ協会の会報誌2024年春号のご紹介です。ボクは2010年から日本メディカルハーブ協会の会員です。
会報誌では、メディカルハーブの最新情報、押さえておきたいハーブの基礎知識、教養、がわかりやすく、そして、かわいくて、うつくしく、まとめられております。
今回の内容
今回は、キッチンハーブを育てる本質や、基礎知識、コツ、1年を通じた利用法、レシピなどが、充実の内容でまとめられております。
循環を知る小宇宙
記事の中でも「植物の循環を知ることができる小宇宙」と表現されておられる通り、キッチンハーブ1つと向き合うだけで、地球のこと、環境のこと、私たちがなにを食べて生きているのかということ、などを実際に体験し、感じ取れるものだと思いました。
ガラスのコップ
少し話は変わりますが、その辺にあるガラスのコップ1つとっても、その人が備えている教養の深度を窺い知ることができます。
このガラスのコップを見て、あなたはどう思いますか?どんなことを連想しますか?だれかとこのコップについて話するとしたら、なにを話しますか?このコップのことを子供にどのように説明しますか?
- 百均でも売ってそう
- 形が台形だね
- そこの部分が厚いね
- からっぽだね
- 空気が入っているね
- 飲み物が入っていないね
- よく洗ってあるね
- 新品かな?
- なにか飲む?
などなど、いろいろ思い浮かびませんか?
コップを5つの視点で眺めてみる
この質問を、国語、算数、理科、社会、体育、音楽、などの視点で眺めてみると、さっきとは違った事柄が思い浮かんできませんか?
国語なら、「このコップはクリスタルのようにうつくしい」
算数なら、「容積は何リットルでしょうか」
社会なら、「このガラスの素材の産出国世界一はどこだろう」
体育なら、「水分補給にはこのコップ何杯かな」
音楽なら、「スティックで弾いたらどの音階が鳴るだろう」
と、問いかけはさまざまです。
体験は大切
話を戻しますが、キッチンハーブを育てるだけで、実はたくさんのことがわかってきたり、体験したり、感情が動いたり、発見があったりするものです。
すでに食べられる状態にあるサラダ、カットされている野菜、形の整った野菜たち。
これらは、どこで、どうやって、ここまでやってきたのでしょうか。
このようなことを「小宇宙」と表現したことは、とても上手だな、と唸ってしまいました。
海洋生物の話題も
ラジオでは最近読んでいる本の話題にも触れました。実際に体験をして、小宇宙を知り、学ぶことの豊かさ、奥深さをお話しさせていただきました。
お時間のある時に、ぜひ聴いてみてください。