「行く年、来る年」とあります。
時間は「行ったり」「来たり」するもの。
2023年は行き、2024年は来る。
2023は GO、2024は COME。
過去は「行き」、未来は「来る」のである。
これは記号的に
「未来 →(来る)→ いまここ →(行く)→ 過去」
と表記できるような気がします。
でも、なんとなくですが
「過去 → 現在 → 未来」
と「左から右」へ、流れていくイメージをお持ちではないでしょうか。
この「左から右」だと、「過去が来て、未来が行く」感じに見えませんか。
この違いは
「自分が時間というレールを移動する」
のか
「時間が自分を移動する」
のか の違いなのかもしれません。
(自分が電車に乗って見ているのか、電車の外から見ているのか)
ピンとこないので、例を挙げると
「地球が回っている(地動説)」
のか
「天体が回っている(天動説)」
のか という違いなのかもしれません。
どうしてこんな話をしているのかは、ボクにもわかりません。
ただ、「1年が終わるな」と思いながらも、ボクにとっては1ヶ月が終わることと大差がないよなと思ってしまったのです。
なんなら、1週間が終わること
さらには、1日が終わること
とあまり変わらない感覚がしたからです。
いつからこんな感覚になったのかはわからないのですが、年末だから急に改まって、1年を振り返ったり、日頃の感謝を述べたりするのが、なんだか(悪い意味ではなくて)滑稽に思えてしまったからなのです。
・毎日、あるいは毎週のように感謝をしている人
・年末だけ感謝をする人
こう書くと悪意を感じるかもしれませんが、事実は事実だと思います。
「年末だけ感謝をしているのではなく、毎日のように思っているんだよ」
という反論も聞こえてくるような気もするのですが、気持ちは伝えないと、伝わりません。
むしろ、行動をしている人の方が尊いようにも感じます。
感じること、思うこと、伝えること、行動すること。
2023年もありがとうございました。
2024年もどうぞよろしくおねがいいたします。