ハーブティーは、同じ名前のハーブでも、産地によって、味や香りが異なります。
これはハーブティーに限らず
・コーヒー
・紅茶
・緑茶
などの飲み物全般に、産地による風味の違いがあります。
このように、ハーブ、コーヒー、紅茶、緑茶、などは、豆の品種が同じでも、生まれ育った場所によって、味や香りが違います。
さらに、その土地の気候などによっても、製法が異なったりします。
そういう意味でも、現地の農場の風土を知っておくこと、現地の文化を知っておくことは、どうやってハーブやコーヒーが生まれたのかという、出自(生い立ち)を知ることが大切です。
プラーナで取り扱いしているジンジャーは、「スリランカ産」です。産地を指定して取引先から購入することができません。
つまり仕入れ先のメーカーの在庫によっても変わります。
また、同じ産地(スリランカ産)といっても、ロットによって、農地、農園、生産者、も違う場合もあると思います。
ウイスキーのように「シングルモルト」的な扱いをしているのか、あるいは「ブレンデッド」のような扱いをしているのかでも、変わってきますよね。
このような理由から、プラーナからリリースしている「ジンジャー紅茶」も、そのとき仕入れたジンジャーのロットや産地によって、風味が変わってしまいます。
いまのところ大きな違いは生まれておらず、一定の品質のジンジャー(ジンジャーに限らずハーブ全般)が在庫として手元にあります。
スリランカ産のジンジャーは、ピリリとした香りもよく、飲んでみると心地よいパンチのある辛味が特徴です。
このスパイシーな魅力が、ジンジャー紅茶の人気の秘密にあると、ボクは思っています。